ローマ帝国は軍隊を素早く移動させるために道路網を敷いていた。
あの街道は軍が作っていたんだから、土建屋顔負けである。
すべての道はローマに通ず
てことで陸運が中心だった。
しかし領土が増えるに従い、道路の補修や駐留軍の管理で維持費も膨らんでいく。
船舶技術の発展とともに海運が盛んになると、街道交易は消えコストだけが残った。
輸送方法にはそれぞれ一長一短あるけど、物量・コストから見ると海運のがオトク。
陸運……近距離なら隅々まで配送できるが、長距離では量とコストが吊り合わない
海運……時間はかかるものの大量に運べてコストが安い
空運……長距離で時間を短縮できるがコストは高い
ローマは衰退し、代わりに海上交易を制した者が繁栄を謳歌してきた
ジェノヴァ共和国:華麗な都市
スペイン帝国:元祖 太陽の沈まない国
ポルトガル王国:種子島に漂着した国
ネーデルラント連邦共和国:チューリップバブルの国
大英帝国:本家 太陽の沈まない国
アメリカ合衆国:チート国家
やっぱ筆頭は大英帝国でしょう。今でも要所は抑えてるし。
その成果は大英博物館にしこたま詰め込まれているが、それよりも
まさか、ネルソンが乗ってた船を残してるとは思わなかった。
ほんと物持ちいいなw
世界三大記念艦という日本でしか通じなさそうな呼称もある。
英国の戦列艦。トラファルガー海戦でネルソンが乗っていた。
T字不利で突っ込み敵隊列を分断するネルソン・タッチの旗艦を務め集中砲火を耐えぬいた。進水は1765年だが現役艦。
(ポーツマス軍港の港湾司令官旗艦)
船渠内ではあるもののちゃんと浮いているそうだ。
米国のフリゲート。1797年の進水で現役艦であり航行可能。
米国歌『星条旗』の歌詞の元ネタになった米英戦争の殊勲艦。
本来フリゲートは戦列艦よりも小型軽装で高速だが、
この艦は重武装で英国戦列艦をタイマンでフルボッコにしている。
木製(オーク材)の舷側に砲弾を受けても損傷しなかったことから、
Old Ironsides(古い鉄の船腹)と呼ばれた。
ペリーの黒船こと蒸気フリゲート・サスケハナ号進水が1850年…
日本海海戦で旗艦を務めた前弩級戦艦。
T字戦法こと東郷ターンでよく知られているものの、
実際は露側も回頭したため同航戦だったようである。
戦後、多くの外国人の尽力により復元・保存されることになった。
現在はコンクリート漬けにされ軍艦の形をした資料館。
上2隻と並べると三笠は浮いてしまうな、いや浮かんではないけど…
こういうとこは国力の差を感じるね。
ちなみに、三笠と金剛はヴィッカース社、バロー=イン=ファーネス造船所の同郷である。
現在も潜水艦などで造船業は存続しているもよう。上・三笠進水、下・金剛進水
提決4で英国プレイを書こうと思っていたのだが、
はじめから強い国なんて面白くないんだよ!
よって本編は割愛
戦艦
最初の超弩級戦艦
オライオン級 : オライオン/モナーク/コンカラー/サンダラー
キング・ジョージ5世級(初) : キング・ジョージ5世/センチュリオン/オーディシャス/エイジャックス
アイアン・デューク級 : アイアン・デューク/マールバラ/ベンボウ/エンペラー・オブ・インディア
クイーン・エリザベス級 : クイーン・エリザベス/ウォースパイト/バーラム/ヴァリアント/マレーヤ
リヴェンジ級 : リヴェンジ/レゾリューション/ラミリーズ/ロイヤル・サブリン /ロイヤル・オーク
WWⅡ主力はクイーン・エリザベス級以降
クイーン・エリザベス級は地中海で、リヴェンジ級は船団護衛としてよく働いた艦
ここまでの艦艇の多くがWWⅠのユトランド沖海戦に参加している。
英独の戦艦同士による史上最大の艦隊砲撃戦だったが、戦艦の費用対効果の悪さも露呈。
軍拡による財政圧迫を避けるべく、ワシントン海軍軍縮条約(戦艦・航空母艦の制限)、
ロンドン海軍軍縮条約(巡洋艦以下の制限)へ繋がった。
条約失効までの間(海軍休日)に各国で旧式艦の大改装がおこなわれている。
新造された艦艇は条約型戦艦や条約型巡洋艦と呼ばれ、英国面の怪作ネルソン級、
チャーチルに”戦艦のような物”といわれた2代目キングジョージ5世級がそれに当たる。
陸奥の建造を認める代わりに追加枠で造られたビッグセブンの2隻
(最終的には英米合わせて4隻のビッグセブンを認めることになる)
むっちゃんはラバウルの女神だからね、しかたないね
ネルソン級?序盤中盤終盤隙がないと思うよ
キングジョージ5世級(二) : キングジョージ5世/プリンス・オブ・ウェールズ/デューク・オブ・ヨーク/アンソン/ハウ
キングジョージ5世はビスマルク追撃戦にも参加したが、なんか色々故障が絶えなかった。
東洋艦隊のプリンス・オブ・ウェールズはマレー沖にて沈没。
ティルピッツ大破後、太平洋艦隊を立て直し姉妹揃って所属していた
ヴァンガード
英国最後の超弩級戦艦。良艦であったものの就役が戦後だったため戦闘には参加していない。
クイーン・エリザベスは戦艦・客船共にエリザベス1世にちなんで名付けられている。
ついでにキング・ジョージ5世はヴィクトリア女王の孫で、現英国女王エリザベス2世の祖父。
最近、空母クイーン・エリザベスが進水したけど、運用可能な艦載機がないって話があったな。
てか同じ名前使いすぎ、検索する身にもなってほしいものだw
巡洋戦艦
インディファティガブル級:インディファティガブル / ニュージーランド / オーストラリア
ライオン級:ライオン / プリンセス・ロイヤル / クイーン・メリー / (あだ名は「すてきな猫たち」)
この辺で巡洋戦艦金剛誕生
後に高速戦艦にチェンジゲッター
さらにムーンプリズム擬人化
タイガー
ライオン級4番艦になるはずが金剛で得た技術を参考にして、
更なる改良を加えたら全く別モノになった
レナウン級 : レナウン / レパルス
R級ことリヴェンジ級から資材を流用して、こちらもRから始まる名前がつけられた。
ポケット戦艦に対抗するため大恐慌真っ最中に改装し装甲を強化される。
レパルスはプリンス・オブ・ウェールズと共にマレー沖で沈没。
レナウンは巡洋戦艦の中で唯一戦後まで残った。
Renownは名声、名高いという意味なので
レナウン娘は名高い娘か、間違っちゃいないな
フッド級 : フッド
フッドは英国にて最強
巡洋戦艦はフィッシャー大将の「速力は最大の防御」という思想のもと造られた艦種。
このジョン・アーバスノット・フィッシャーという人物は、水雷艇駆逐艦(後の駆逐艦)を開発、
ドレッドノートの建造、高速化した巡洋戦艦の建造、潜水艦の導入、最初の航空母艦建造…
やりたい放題だなオイ。
が、WWⅠの結果、英国式設計巡洋戦艦の防御力は実戦で危険極まりない事が判明
建造中のフッドや設計中(日本の八八艦隊)の巡洋戦艦は大幅な改設計になる。
結局、フッドはビス子にワンパンされ轟沈。天城型や十三号型は完成しなかった。
砲弾を使い切るほど撃っても沈まないビス子にビビるのも分からんではないな。
航空母艦
グローリアス級 : グローリアス / カレイジャス
ヴィンディクティヴ
イーグル
世界初の空母フューリアスでは多段式甲板も試され、複葉機主力時は運用できていた。
それをパクってリスペクトして赤賀が三段腹になる。
軍事技術団を派遣してもらったり、
英国退役将校に空母着艦技術を
教えてもらったりした結果。
ちょっとだけ早く鳳翔が完成。
まぁ、これをいいだすと、
赤賀も正規空母ではない
最初から空母として運用される目的で建造された正規空母はこれ以降になる
正規空母
英国初の正規空母。インド洋で日本の空襲にあい沈没。
恩を仇で返してる感ぱないの
最後に同伴してた駆逐艦・ヴァンパイアってすごい名前な
日本でやると駆逐艦・山姥とか……
アーク・ロイヤル
中型空母の完成形、ビスマルク追撃戦の参加でよく知られている。
艦載機のソードフィッシュがビス子の操舵装置を損傷させた。
その半年後、Uボートの魚雷を受け横転沈没。
イラストリアス級 : イラストリアス / ヴィクトリアス / フォーミダブル / インドミタブル
4番艦のインドミタブルは格納スペースが改良された。
安松丸の話(架空戦記)にイラストリアスが出てきたので覚えてる。
特攻機の突入で損傷し本国に戻ったというのはホントらしい。
インプラカブル級: インプラカブル / インディファティガブル
インドミタブルをさらに二段式格納庫に改良。
搭載数は増えたが、運用機種が限られることになる。痛し痒しだな。
航空工作艦
ユニコーン
航空機補修能力を持った航空母艦
搭載数が少ないイラストリアス級の支援をおこなった。
軽空母
コロッサス級 : コロッサス / パーシュース / グローリー / パイオニア / オーシャン / シーシュース / トライアンフ / ヴェネラブル / ヴェンジャンス / ウォーリア
高価な正規空母は建造にも時間がかかり、護衛空母では速力やサイズに問題があった。
そこで空母の不足を埋めるために戦時急造空母が造られた。
護衛空母
オーダシティ – ドイツ商船
アクティヴィティ – 建造途中に海軍が取得
カンパニア – 冷凍貨物船
プレトリア・キャッスル – 遠洋貨客船
ナイラナ級 : ナイラナ / ヴィンデックス – 2隻とも建造途中に海軍が取得
この他に米国で改装され英国が運用した護衛空母も多数ある
低速・軽装で搭載数も少ないが、短期間で安価に建造できた。
軽空母との違いは艦隊に随伴する速度が出ないところ
英国は世界初モノが多いけど、意味不明なモノもよくつくる。
それは試行錯誤の一端なんだろう、チャレンジャーなんだな。
日本は失敗しないよう効率的に進めたがるから、新しいモノが生まれる土壌が育たない。
巡洋艦
カウンティ級 :英国で最初の条約型巡洋艦。以下3つに分類される
ケント級 : ケント / ベリック / コーンウォール / カンバーランド / サフォーク
舷側部は客船のように艦首から艦尾まで上下2列の舷窓が並び、
高温多湿の海外任務で乗員が健康を損ねないように設計されている
ロンドン級 : ロンドン / デヴォンシャー / サセックス / シュロップシャー
バルジを廃止して速力を上げる。1隻も沈まずに戦い抜いた幸運級
ノーフォーク級 : ノーフォーク / ドーセットシャー
問題があった弾薬供給装置を改善して軽量化しようとしたが、逆にリバウンド
2隻ともビスマルク追撃戦に参加ドーセットシャーは最後の雷撃をおこなった。
コーンウォールとドーセットシャーはセイロン沖で、
足がカワイイ九九艦爆(江草隊)の急降下爆撃により沈没
こちらも同じく条約型巡洋艦。装甲が強化されている
エクセターは駆逐雷・電の救助話で聞いたことある
軽巡洋艦
C級 : 以下7つに分類される
カロライン級 : カロライン / カリスフォート / クレオパトラ / コーマス / コンケスト / コーデリア
カライアピ級 : カライアピ / チャンピオン
カンブリアン級 : カンブリアン / カンタベリー / カースター / コンスタンス
セントー級 : セントー / コンコード
カレドン級 : カレドン / カリプソ / カリドク / カサンドラ
シアリーズ級 : シアリーズ / キュラソー / カーリュー / カーディフ / コヴェントリ
カーライル級 : ケープタウン / コロンボ / カルカッタ / カイロ / カーライル
D級 : ダナイー / ドーントレス / ドラゴン / デリー / ダニーディン / ダーバン / ディスパッチ / ダイアミード / ディーダラス / デアリング / デスペレート / ドライアド
E級 : エメラルド / エンタープライズ
リアンダー級 : リアンダー / アキリーズ / オライオン / ネプチューン / エイジャクス
アリシューザ級 : アリシューザ / ガラティア / ピネラピ / オーロラ
ダウン級:以下3つに分類
サウサンプトン級:サウサンプトン/ニューキャッスル/バーミンガム/グラスゴー/シェフィールド
グロスター級 : グロスター / リヴァプール / マンチェスター
エジンバラ級 : エジンバラ / ベルファスト
ダイドー級 : ダイドー / ユーライアラス / ナイアド / フィービ / シリアス / ボナヴェンチャー / ハーマイアニ / カリブディス / クレオパトラ / シラ / アーゴノート
ベローナ級 : ベローナ / ブラック・プリンス / ダイアデム / ロイアリスト / スパータン
コロニー級 : フィジー / ケニア / モーリシャス / ナイジェリア / トリニダード / ガビア / ジャマイカ / バーミューダ
セイロン級 : セイロン / ウガンダ / ニュー・ファンドランド
英国巡洋艦は巨大シーレーン防衛のため、
航続力、居住性、航洋性に優れていたことから足柄を見て
「我々は初めて軍艦(バトルシップ)を見た。
今まで我々が乗っていたのは客船(ホテルシップ)だった」
といったらしいが、いやいやホテルシップは別にいるから
駆逐艦
F級 – 9隻 / G級 – 9隻 / H級 – 9隻 / I級 – 9隻
トライバル級 – 16隻
ジャブリン級 – 24隻 Jグループ / Kグループ / Nグループ
L級 – 8隻 / M級 – 8隻 / ハント級 – 86隻
O級 – 8隻 / P級 – 8隻 / Q級 – 8隻 / R級 – 8隻
S級 – 8隻 / T級 – 8隻 / U級 – 8隻 / V級 – 8隻
W級 – 8隻 / Z級 – 8隻 / C級 – 32隻
ブログ主は力尽きた
「おおブログ主!死んでしまうとは情けない…
そなたにもう一度、機会を与えよう。
再びこのようなことがないようにな。 では ゆけ! ブログ主よ!」
く、駆逐艦は戦艦に比べると遥かに安価であるにもかかわらず戦艦を沈めることもできる。
じゃぁ駆逐艦を大量に保有してるほうがいいじゃんってことなんだろうか……
E級エレクトラ、エンカウンターとJ級のジュピターがABDA艦隊にいて、スラバヤ沖海戦で沈没する。
V級のヴィーナス、ヴィラーゴ、ヴェルラム、ヴィジラアントはマラッカ海峡で「羽黒」を沈没させている。
潜水艦
P級 – 6隻
R級 – 4隻
S級 – 62隻
テムズ級 : テムズ / セヴァーン / クライド
T級 – 53隻
タリー・ホー「球磨」 / トレンチャント「足柄」
U級 – 49隻
V級 – 22隻
ヴェンチャラー「U-864」
UボートのU-864は軍事物資などを積んで日本に向かうも、
機関の故障により引き返す途中でヴェンチャラーに撃沈されている。
稀によくない潜水艦同士の水中戦。ただUボート側は気づいてなかったもよう。
A級 – 17隻
ブログ主は力尽きた